生活水準はなるべく低く

今回ご紹介するのは、けらえいこ『あたしンち SUPER④』(朝日新聞出版)です。

週刊誌『AERA』で連載中の作品です。

『あたしンち』は年一回のペースで単行本が刊行されるので、毎年楽しみにしています。

 

『あたしンち』に出合ったのは私が小学6年生のときでした。

テレビアニメ化されることを知り、原作を手に取りました。

立花家を中心とした人間模様を楽しんでいました。

 

舞台となる時代は変わっていきますが、描かれているものの根本は変わらないのかなと思います。

時代に合わせてスマートフォンが登場するなど機器が発達しているところも、なかなか興味深いです。

 

今回一番印象に残ったのは、#2の肉じゃがの話です。

肉じゃががちくわを具材にして作られており、それを「肉」だと言い張ります。

卵で作ったときも同様のことを言います。

これに対してみかんは「タンパク質ではあるが」と自身を納得させます。

そして本当にお肉で肉じゃがを作ったときには、家族の満足度が上がるというマジックのような構造を見せてくれます。

 

衣食住の水準はなるべく低く、というのが立花家の母のモットーです。

それがまさしく表現されているエピソードとして懐かしい気持ちになりました。

 

これからも年1回の行事のように、刊行を楽しみに待ちたいと思います。

読書会情報

読書会の情報は お知らせ をご覧ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

月初に読書会情報を配信しています。

申し込みはLINEからお待ちしています。



LINEの友だち検索「@pgc8174h」でも出てきます。

LINE オープンチャットへのご参加はこちらからどうぞ!

ポッドキャストでも本の紹介をしています

書いている人


サードプレイスとしての読書会

「どうすればよかったか?」を問い続ける

関連記事

  1. 読んでくれる人がいるならば、

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@sh…

  2. 奮い立たせるのにオススメの本は?

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  3. 藤井孝一『読書は「アウトプット」が99%』から考…

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで…

  4. これぞ名文!『夜の底が白くなった。』

    「ねえねえ、井田さん。川端康成の雪国の冒頭知ってますか?」雪国…

  5. 「本」の定義を考える

    札幌で読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。昨日…

  6. けらえいこ『あたしんち SUPER 第1巻』で令…

    読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「本を語る、人…

  7. 写真は人生を豊かにする

    今回ご紹介するのは、幡野広志『いい写真は誰でも撮れる』(ポプラ社)です。…

  8. 『自炊の壁』をひとつずつ壊していく。

    今回紹介する本は、山口祐加さんと佐々木典士さんの共著『自炊の壁』(ダイヤモン…

PAGE TOP