今回ご紹介するのは、けらえいこ『あたしンち SUPER④』(朝日新聞出版)です。
週刊誌『AERA』で連載中の作品です。
『あたしンち』は年一回のペースで単行本が刊行されるので、毎年楽しみにしています。
『あたしンち』に出合ったのは私が小学6年生のときでした。
テレビアニメ化されることを知り、原作を手に取りました。
立花家を中心とした人間模様を楽しんでいました。
舞台となる時代は変わっていきますが、描かれているものの根本は変わらないのかなと思います。
時代に合わせてスマートフォンが登場するなど機器が発達しているところも、なかなか興味深いです。
今回一番印象に残ったのは、#2の肉じゃがの話です。
肉じゃががちくわを具材にして作られており、それを「肉」だと言い張ります。
卵で作ったときも同様のことを言います。
これに対してみかんは「タンパク質ではあるが」と自身を納得させます。
そして本当にお肉で肉じゃがを作ったときには、家族の満足度が上がるというマジックのような構造を見せてくれます。
衣食住の水準はなるべく低く、というのが立花家の母のモットーです。
それがまさしく表現されているエピソードとして懐かしい気持ちになりました。
これからも年1回の行事のように、刊行を楽しみに待ちたいと思います。















