『致知 2024年11月号』(致知出版社)

人間学を学ぶ月刊誌である『致知』を定期購読しています。

この『致知』の記事を元にした読書会は木鶏会と呼ばれています。

その中でも35歳以下の若手で構成されるものを若獅子の会と言います。

そこでは事前に課題文をもとに感想文を書いています。

若獅子の会では感想文をシェアして良かったところを美点凝視の観点からフィードバックをします。

11月は例会に参加できませんでしたので、課題文をこちらにアップします。

月刊誌『致知』興味のある方は致知出版社から見本誌のプレゼントもありますので、気軽にご連絡をお待ちしております。

2024年11月号 特集『命をみつめて生きる』を読んで

人生の意義を決めるのは長いか短いかではなく、どれだけ自分の意思をもって生きるかどうかであることを感じた。

『致知 2024年11月号』の特集テーマは「命をみつめて生きる」であった。

人生100年時代と言われるようになったもののそれが保証されているわけでもない。

それ以上長く生きることも当然だ。

死のタイミングが決まっていない以上、生が終える瞬間まで生きるだけなのだとも思う。

100年の人生というものは長いような気もする。

しかし、長いか短いかどうかを考えても人間の歴史からするとひとりぽっちの生きた時間というのはほんの一瞬であり、線香花火のようなものかもしれない。

それならばどう生きようと良いというものでもないのかなと色々と考えさせられるものでもある。

 

今回の記事の中で特に印象に残ったのが鎌田氏と皆藤氏との対談記事である。

皆藤氏が臨床心理士の河合隼雄氏の愛弟子ということで、色々な教えや考え方をいただくことができた。

「三分の一の常識人」という言葉が印象的であった。これを裏返して「三分の一の悪人」とも言えると思った。

よい人間であろうとしても完璧を目指すのはどうしても疲れてしまうし、こうありたいと思っていても常にその状態を保てるとは限らない。

良き人であろうと思っていても心ない言葉を発してしまうこともある。

そのようなときにこの言葉はとても支えになるのではないかと思った。

天使と悪魔が心の中で葛藤するようなときがあれば、半分同士の戦いではなく三分の一なのだと思うようにしたいと思う。

 

もうひとつ印象に残ったのは「何もしないことに全力を注げ」というものである。

日々のルーティン業務を始め、やらなければいけないことをタスクで管理している。

そのリストが少しずつ減っていくことに快感を覚えることもあるが、順調に進み早めに1日でやることを終えてしまうと良いことなのに不安を感じることがある。

追われることばかりに気を取られずに、何もしないで自分の心の動きに目を向けることが大切なのだと感じた。

 

私は人生というものはロールプレイングゲーム(RPG)のようなものだと思っている。

ただそのゲームはどんなに頑張ろうと結末は皆、「死」である。死後の世界があるのかどうかはわからないが、精一杯生きて魂を磨いていくことが大切なのだと思う。

そのためにはやはり定期的に学んでいくことなのだと思う。

何もせずにいるとどんどん楽なほうに逃げてしまうのが人間である。

人生にはリセットが効かない。

だからこそ、そうならないためにも日々自分を磨いていくことを続けていきたい。

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