岡本太郎『自分の中に毒を持て』で、ふたり読書会

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岡本太郎『自分の中に毒を持て』で、ふたり読書会

札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで癒しを与えるビブリオセラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

先日、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』を使って、ふたり読書会を行いました。

今回の本はわたしからのリクエストでした。

熱い論調なのでどうかなというところもありましたが、楽しんでいただけたようでよかったです。

岡本太郎『自分の中に毒を持て』

何回かブログで紹介していますが改めて。

わたしが大学浪人時代に出合った一冊です。

この本を胸に1年間の浪人生活を頑張ろうと思えました。

それからも折に触れて何度も読んでいる、バイブルというか座右の書ともいうべき一冊です。

キリッと見つめられた表紙が印象的ですね。

職業人間というだけのことはあります。

本のまくら(書き出し)も印象的です。

人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
(岡本太郎『自分の中に毒を持て』(p11))

できることやれること、周りの人と同じことをどんどん消去していって残るものこそが本当の自分らしさなのかなと思います。

やりたいことというのはマイナスの道であり、安全な道ではなく危険な道であり、もしかしたら自分がダメになってしまうかもしれません。

「挑戦した不成功者」という言葉で表現されていましたが、まずやってみる、失敗したらとしてもまたチャレンジできると考えやってみるのが良さそうです。

大一番の勝負でなくても小さな挑戦を重ねていくのがいいと思いました。

 

共通の本を読んできて、本を交換してお互いが印をつけたところを中心に対話をしました。

やり方によっては一緒に読んでいくなどやり方はいろいろあると思っています。

ふたり読書会に興味のある方はご連絡お待ちしております。

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