松浦弥太郎『正直、親切、笑顔 僕が大切にしている125の言葉』(光文社)

今回ご紹介する本は、松浦弥太郎さんの『正直、親切、笑顔 僕が大切にしている125の言葉』(光文社)です。

エッセイスト松浦弥太郎さんの本を好んで読んでいます。

名刺にも記載をしています。

弥太郎さんの文章を読んでいると背筋がすっと伸びるような感覚があります。

それはこちらの本でも感じることができました。

 

Amazonで予約をしていたので本書に対する思いを音声で聞くことができました。

タイトルは、高村光太郎の「正直、親切」から影響を受けているとのことでした。

他のエッセイでも高村光太郎の言葉が引用されていることが多いので改めて読んでみたいと思いました。

 

1ページに一つの言葉が書かれています。

基本的には短文で構成されています。

 

印象に残った言葉を紹介します。

百冊の本を読むよりも、一冊の本を百回読みたい。こんなふうに、僕は読書をしたい。人と人の付き合いのように。

松浦弥太郎『正直、親切、笑顔 僕が大切にしている125の言葉』(光文社)(p26)

本に関してもたくさん読むのがよしとされる風潮はあると思います。

私はそれに疑問を感じて冊数のカウントをやめました。

たくさん読んで数を誇るよりも何度も読みたい本に出合えることのほうが幸せです。

結局はそういう本に出合うためにたくさんの本を読むことになるのですが、アプローチがまるで違います。

この「百回より一回は」人付き合いにも言えることですし、お気に入りの飲食店にも言えます。

何度も触れることでより相手のことがわかるということが多々あるのではないかと思います。

 

よく、弥太郎さんは𝕏で「ぼんやりタイムを忘れずに」とつぶやいています。

ぼんやりタイムを忘れずに。ぼんやりするには、知恵と勇気と我慢がいる。

松浦弥太郎『正直、親切、笑顔 僕が大切にしている125の言葉』(光文社)(p80)

とありました。

勇気と我慢は瞑想をしようとするときになんとなく感じています。

知恵ってなんだろうと考えてみたいと思いました。

 

装丁の絵も描かれており、写真も弥太郎さんが撮影されたものとなっています。

帯には「この本をあなたの大切な人にプレゼントしてください。」とあります。

普段本を読まない方にもなじみやすい文章と分量です。

弥太郎さんファンの方にも満足できる一冊ではないかと思います。

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