言葉を使わないコミュニケーションの可能性

こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の運営をしています。

また、ブログ、SNSやポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回紹介する本は、河田栈『くらやみに、馬といる』(カディブックス)です。

引き続き馬語のお話です。

前回紹介した『はしっこに、馬といる』が昼の世界を描いたものならば、今作は夜の世界が書かれたものです。

夜明け前の暗いなかでの馬のカディとの交流が書かれています。

 

夜の時間まで馬のカディとコミュニケーションをとるきっかけとなったのは疝痛(せんつう)という症状の看病でした。

辺りは真っ暗なので息遣いをより近くに感じることができます。

馬とのやりとりを「馬語」と著者の河田さんは呼んでいますが、視界までも十分でないなかでは馬語がより威力を発揮します。

人間同士のコミュニケーションは言葉が主流ですが、ウマに対するように言葉を使わないコミュニケーションの発展も今後考えられます。

健常者という言葉が差別を生み出すことはあるかと思いますが、目が見えない、耳が聞こえないというハンデがある方がするコミュニケーションの手法というのは参考にすべき点がやはりあるのではないかと思います。

そのようなことを考えながら読みました。

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