原田ひ香『三千円の使いかた』(中公文庫)

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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

また、「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人もしています。

 

今回紹介する本は、原田ひ香さんの『三千円の使いかた』(中公文庫)です。

本屋さんで見かけてピンとくるものがあったので購入しました。

タイトルと装丁に惹かれました。

お金は生きていくうえでは欠かせないものです。

仕事をすればお給料がもらえて、それでご飯を食べますし、家賃も払います。

本を買って読んだりと生活に欠かすことがないです。

しかし、お金が全てだというとなんとなく寂しさもあります。

考え続けなければいけない存在ですし、老後2,000万円問題を機にそれまではなんとなくお金の話をするのがタブー視されていた日本でも取り上げられるようになりました。

 

御厨(みくりや)家の三世代が主人公となっています。

立場も違えば当然貯金額も異なり、問題となる観点も大きく変わってきます。

お金のちょっとしたハウツー等も出てくるので知らないものや気になったものがあれば調べてみるのも良さそうです。

 

ちなみにわたしは昨年に固定費の見直しをしました。

なんとなくで契約していたサブスクリプションを解約したり、スマートフォンを格安SIMに切り替えました。

そうすることでお金に少しゆとりがもてるようになりました。

得ることのできるお金を増やそうとするよりもまずは無駄にしているお金がないか見直すことが大切なんじゃないかと思いました。

 

タイトルは一番年齢の高い祖母の一言である「人は三千円の使い方で人生が決まるのよ」にあります。

ぜいたくとまではいかなくてもちょっとした買い物ができる額が3,000円かなと思います。

自由に使えるなら、好きなカレー屋さんに行き、余ったお金で本を買うかなと思います。

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