読書はあまりでやる。

こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)と申します。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに、札幌ゼロ読書会の運営をしています。

また、ブログやSNS、ポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

最近、𝕏でフォローしていた方が突然アカウントを削除しました。

その直前に「やめる」投稿をしていたのを見ていましが突然のことでびっくりしました。

フォロワーさんが1万人近くいたので、やらなくなるにしてもアカウントを残しておくわけでもなく、消していました。

 

その方は「SNSはあまりでやるもの。日常生活をまずは充実させること」という内容を発していました。

SNSが生活になってしまうと「いいね」の数が気になったり、必要以上に見てしまったりするのだと思います。

 

これは読書についても言えることだと思います。

吉本隆明さんは『読書の方法』(光文社文庫)でこのようにおっしゃっています。

もしただいま大恋愛の最中だったら、本など読むことをおすすめしない。とくに恋愛小説など、間違っても読んじゃいけない。

(中略)

あなたが現に夢中でうちこんでいる恋愛の生なましい体験に比べたら、色あせてしまうにちがいないからだ。

吉本隆明『読書の方法』(光文社文庫)(p25)

今、恋愛をしているのであれば恋愛小説な指南本を読むのではなく、目の前の相手に体当たりすればいいということですね。

日常を充実させ、もしくは不足しているものを補うのが本の役目かもしれません。

 

目の前に人がいてSNSをやっていたら、そこで繋がっているのは目の前の人ではなく、ネットを通してつながっている誰かです。

職場での休憩中に本を読むことが多いですが、誰かに話しかけられたら手を置いて話をするようにしています。

目の前の本の文章が変わることはありませんが、目の前の人との会話はその場限りの状態です。

 

そのようなことをここ最近の出来事から思いました。

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湊かなえ『未来』(双葉文庫)

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