小泉今日子『ホントのコイズミさん WANDERING』(303BOOKS)

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今回紹介する本は、小泉今日子さんの『ホントのコイズミさん WANDERING』(303BOOKS)です。

小泉今日子さんがパーソナリティを務めていたPodcast『ホントのコイズミさん』の対談を、WANDERINGをテーマにまとめたものになります。

第3冊目が出たのですが、まだ読んでいなかったこちらを先に読むことにしました。

対談をそのまま文字に起こしている形なので、Podcastも合わせて聞くのがおすすめです。

 

ちょうどコロナ禍に行われていた対談がメインとなっています。

私は旅は好きです。

かといって仕事の都合もあるので、そこまで頻繁に、というわけではありません。

元来の性格が出不精なので一日中家を出ないということもあります。

目的地だけを決める旅をしてみたいなと思うのですが、行き先を決めるとついついあそこも行きたいと予定が結構詰まりがちになります。

今作のテーマとなっているWANDERING(放浪)のように風に身を任せるような旅をしてみたいなと思います。

 

吉本ばななさんとの対談が特に印象的でした。

ばななさんのデビュー作である『キッチン』は30カ国を超えて訳されています。

元々、訳されることを考えて日本ならではの通俗的なものは入れないようにしたことをインタビューで答えると笑われたというエピソードが心に残りました。

実際に多くの国で訳されているところを見るとそこには国を超えて感じるものがきっとあるのだと思います。

色々な国で発刊された表紙を見ることができたのも面白かったです。

『kithen』、『台所』や『厨房』などさまざまな言葉が使われていました。

 

Podcastではなかったインタビューをされた方への一問一答といったミニコーナーも楽しみました。

トラベルカルチャーマガジン『TRANSIT』の編集の林さんと菅原さんとの鼎談でのおまけでは、旅の荷物が公開されていました。

旅の荷物というのはその人の性格を表すものだと思います。

私は国内旅行しかしたことがなく、また多くても2泊3日くらいなので、リュックひとつで出かけます。

なるべく荷物は少なくしたいです。

前回持っていったけれども使わなかったものは持っていかないようにしています。

荷物の軽さがそのまま旅の快適さにつながるところがきっとあるのではないかと思っています。

 

私は、コロナ禍の給付金でミラーレスカメラを購入しました。

それからは写真を撮る機会が多くなりました。

旅に出ればその分カメラを構える機会も多くなります。

行きたいところや見たい景色は増えていきます。

妄想を膨らませつつ、色々な場所に行けるのを楽しみにしています。

 

対談というのは誰に聞くか以上に誰が聞くかが大切な要素だと思っています。

小泉今日子さんが興味を持った方に深々とお話を聞く様子が伺えてとても好きです。

シリーズが続く限り、Podcastをまた聴きながら楽しもうと思います。

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ルイス・キャロル(矢川澄子:訳 金子國義:絵)『不思議の国のアリス』

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