今回ご紹介する本は、松本ひで吉さんの『ぱるたん』(講談社)です。
Instagramで著者の松本ひで吉さんの子育てエッセイ投稿を楽しみに拝見しています。
本として刊行されると知り、購入をしました。
子が生まれてから新生児と呼ばれる頃から半年あたりまでがまとめられています。
子の名前はぱるたんと命名されています。
15日目に子育ての現実に弱音を母親に吐いたところ、この子はパルフェ(フランス語で完璧)と言われ、そこから作中では「ぱるたん」と名付けられました。
私には子がいませんので子育ての現実というものは分かりません。
思っていたものと違うことも多々あると思います。
親になるのは誰もが初めての経験なので、発見の日々なのだと感じました。
松本さんのような観察眼を持ち続けていれば、描く時間を確保するのが大変だったとしても内容に困ることはないんじゃないかと想像しました。
ぱるたんが単なる可愛い存在として描かれているわけではないところも魅力に思います。
基本的に目つきが良くないです。
みていて不細工とは思いませんが、それがまた愛くるしさに繋がっています。
常に可愛い存在として描かれているわけではないからこそ、笑顔の描写が可愛く感じるのかなと思いました。
子育てというくらいですので、子供のみでは育っていくことはできません。
人間は不完全な状態で生まれて、周りのサポートがあって成長し生きていくことができます。
その一方で子供の頃に抱いていた感情をいつの間にか忘れてしまっていることもあります。
子供の姿を見ていると逆に教えられることもたくさんあるんだろうなと普段の投稿を見ていて思います。
これからも続編を楽しみに待ちます。















