今回ご紹介する本は、益田ミリさんの『お茶の時間』(講談社文庫)です。
ジャンルとしてはコミックエッセイといったところでしょうか。
見れば益田ミリさんの絵だとわかるくらいの独自の世界観を今回も味合わせてくれます。
「お茶をする」という言葉が当たり前に使われています。
私は社会人になってからカフェで本を読むことが多くなりました。
主にコーヒーと甘いものを注文してのんびりとページをめくりながら味わっていきます。
誰かと一緒にカフェに行くことももちろんあります。
話をすることもあれば、各々自由に過ごすこともあります。
そういう飲食の美味しさだけでなく、そのような心地の良い時間を過ごすことがお茶の時間では大切なのだと思います。
お茶をする場面として一番大切にしているのは自宅です。
家で過ごす時間が一番長いので家でゆっくりとお茶やコーヒーを飲みながらくつろぐことができる環境はとても大切だと思います。
私は地元が恵庭市であり、引っ越すまで花カフェきゃろっとに行っていました。
そこのコーヒーが好きだったので、一人暮らしを始めたタイミングと同時にコーヒー豆の通販を始めました。
コーヒー豆を挽いて、ドリップして飲むコーヒーの時間は格別なものがあります。
仕事の休憩中も大事なお茶の時間です。
とは言ってもドリップする余裕はないのでインスタントコーヒーを飲んでいます。
集中して本を読めそうでしたら読みますが、難しそうであれば情報を整理する時間に使っています。
もちろん同僚との話が盛り上がればそこに参加をしています。
振り返ってみるとさまざまな場面でお茶をしているのだなと気づきました。
ひとりのときと誰かがいるときは違いますし、環境も変わればやることも変わっていきます。
どのような場でもそのときに適した過ごし方があるのだなと思います。
これからもお茶の時間を有意義に、大切に過ごしていきたいです。