今回ご紹介するのは、『致知2026年2月号』(致知出版社)です。
『致知』は、私が毎月定期購読している雑誌で、テーマは「人間学を学ぶ」です。
日々このように生きていきたいという理想を掲げていても、思うようにいかないときは少なくありません。
そもそも、常に目指すべき姿を明確に意識できているわけでもないと思います。
『致知』を毎月、月初から少しずつ読み進めることで、自分の方向性が合っているかを確認するような感覚があります。
今号の特集テーマは「先達に学ぶ」です。
私は学生時代から、多くのことを学んできました。
その多くは、過去の偉大な人たちが考え抜き、残してくれたものです。
それを現代に生きる私たちが受け取り、さらに次の世代へとつないでいきます。
新しいアイデアを生み出そうとしても、突き詰めれば既存のアイデアの組み合わせを変えているだけ、ということも多いのではないでしょうか。
だからこそ、独創的な何かを生み出そうとする前に、過去にあるものをしっかりと吸収し、その上で何ができるかを考えていくことが大切だと感じました。
そういう意味でも、「温故知新」という言葉は本質をよく表していると思います。
もし教えを乞いたい人が今も生きているのであれば、その人から直接学ぶのが最善だと思います。
私は、日帰りで東京までセミナーを受けに行ったこともあります。
コロナ禍を経て、オンラインで学ぶことが容易になりましたが、それでも直接学ぶことのインパクトには及ばないと感じています。
その場の空気を体感することで得られるものは、やはり大きいです。
それが叶わない場合、例えば教えてくれる人が亡くなっていたり、言葉の壁があったりするときには、本が大きな助けになります。
文字は多くの情報を伝えてくれますが、その人がどのような思いで伝えようとしているのかは、想像するしかありません。
本は学ぶための非常に有効なツールですが、直接学ぶことと比べれば一部を代替している手段でもある、という認識は持っておきたいところです。
これから先、ますます不安定な時代になっていくことが予想されます。
過去に学んだことが、いつまで通用するのかわからない時代です。ほんの数週間前の知識が、すぐに古くなってしまうことも珍しくありません。
それでも、学び続ける必要はあると感じています。なぜなら、変化に対応していく能力そのものが、これからはより重要になると考えているからです。
手段を選びながらも、学び続ける姿勢をこれからも大切にしていきたいと思います。















