今回ご紹介する本は、小川仁志さんの『悩まず、いい選択ができる人の頭の使い方』(アスコム)です。
出版元であるアスコム様よりご提供いただきました。
よりよい選択をするためにはどうしたらいいかについて書かれています。
私たちは1日に最大で35,000回も選択をしているとのことです。
無意識レベルのものから人生における重要事項まで大小はさまざまです。
その選択をよいものにするために哲学の考え方が有効であるというのが気づきでした。
私はストレングスファインダーの強みとなりうる資質の1位が内省です。
そこには哲学を学んでみるといいでしょうとありました。
しかし、今まで手に取ってきた多くの哲学入門書が有名な哲学者と残された理論や言葉の紹介が中心でした。
これらが実生活にどう結びつくのかがピンときていませんでした。
本書で学んだ考え方で活かすことができるという感覚を得たのでこれから哲学を学ぶのが楽しくなりそうです。
具体的にいい選択をするためにはどうしたらいいでしょうか?
時間をかけて考えて進むのであればいいのですが、同じことをぐるぐると悩んで先に進まず時間だけが経過するなんてこともあるかもしれません。
つまり、いい選択をするには考えの質が大切になってくるということです。
悩んでいても解決することはできませんが、考えれば先に進むことができます。
そうすれば自分の意思で決断することができます。
また、一度した決断を絶対的なファイナルアンサーではないと柔軟な心を持っておくことで対応できる幅も広がってきます。
具体的なステップもわかりやすかったです。
必要なものは紙とペンです。
そもそもテーマとしていることに対する自分の定義から確認をしていきます。
それを疑い、ぶち壊し再構築するなかで選択のヒントを見つけていきます。
私はそれなりに本を読んできましたので、普通とは違う定義だと感じたときはハッとするポイントであり、心に残ることが多いです。
そのなかで自分のしっくりくるものが新たな定義として残っているので本書で紹介されているステップを本の力を借り、省略して行っているのだと感じました。
再定義をする段階で視点を変えてみるというのがあります。
時には人間以外の物であったり、感情になって物事を考えます。
この時に引き出しが多ければ、より深い洞察をすることができます。
この引き出しの数を増やしていくことこそが哲学をなまぶ意義なのではないかと感じました。
著者の小川氏は就職したもののフリーターや市役所職員を経て、大学に入り直し、現在は山口大学国際総合科学部の教授を務めていらっしゃいます。
異色の経歴の裏側にはこの本で書かれているような選択の数々があったのだと想像をしました。















