佐久協『NHK「100分de名著」ブックス 孔子 論語』(NHK出版)

こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)と申します。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに、札幌ゼロ読書会の運営をしています。

また、ブログやSNS、ポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

今回ご紹介するのは、佐久協『NHK「100分de名著」ブックス 孔子 論語』(NHK出版)です。

私は、論語の素読を毎日こつこつと行なっています。

素読とは意味を理解しながら読むのではなく、漢文のリズムのまま声に出して読んでいく学習法です。

日本や中国での伝統的な学習法であり、近世の寺子屋や私塾でも使われてきました。

私は、致知出版社から出ている伊與田覺先生の『仮名論語』を毎日5ページを目安に読んでいます。

大体2ヶ月で一周しています。

意味がわからないままでも読んでいくとだんだんとリズムが心地よく感じてくる部分もあります。

この言葉は論語から発しているものであったのかという発見も多々あります。

 

論語の素読を始めて20周を経過しました。

内容を少しかじってみたいと思い、解説書として手に取ったのがこちらになります。

順番に訳をしているわけではなく、テーマごとに抽出して訳文とともに解説されています。

人生論から、リーダー術、逆境を乗り越えるためにといったところから構成されています。

 

漢文・古文を味わう際のむずかしいところは今とは時代背景も言葉も違うところです。

人によって解釈が異なる、真逆に捉えられることさえも専門家レベルでもあるようです。

また自分なりにこう思っていたところが実はそういう意味ではなかったり、解釈していたものが後々違う捉え方があることに気づくこともあるようです。

そういう意味でも学び続ける楽しさを教えてくれる偉大な書物であることを感じました。

 

論語というものは人間学を学んでいくうえでの基礎であり、ゴールが見えないこれからを生きていくうえで必携の本であると感じました。

我が家にはテレビがないので『100分de名著』を見ることはまったくといっていいほどありませんが、テキストはその書物や分野の入門書としてうってつけだなと感じました。

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