今回ご紹介するのは、pha『書きたいことがない人のための日記入門』(講談社)です。
近頃、日記本がブームとなっています。
商業出版されているのはもちろんです。それだけでなく文学フリマでは多くの自費出版の本で日記を多く見かけました。
冒頭でphaさんはこうおっしゃっています。
日記を書くと、文章力も付くし、人間関係も広がるし、自分の内面を見つめ直すこともできる。
日記は人生を豊かにする。
それがこの本で伝えたいことだ。
pha『書きたいことがない人のための日記入門』(講談社)(p5)
その言葉の通り、日記を書くことや読むこと、つながることについて書かれています。
私は複数の媒体で日記を書いています。
メインはほぼ日手帳を使っています。1日の終わりに振り返って1ページを心の赴くままに書いています。1日を時系列で書くこともあれば、その日考えたことを掘り下げることもあります。これはほとんどジャーナリングに近いです。
Facebookグループでは感謝の日記を書いています。
パム・グラウド『「感謝」で思考は現実になる』(サンマーク出版)でのワークを元にしています。1日の中であった感謝を三つ書いています。
最近は、noteにも書くようにもしています。
せっかく思いついたり、過ごしたりしたことが自分以外の人にどういう反応がもらえるかを知りたくて書いています。こちらは試行錯誤中といった感じです。
phaさんは、「よい日記はよい生活を作る」(p141)とおっしゃっています。
私は確かにそうだなと思っています。あまり見返すことはしていません。でも過去の自分が何を感じてどう行動していたかを知ることができる環境を整えておくことは大事だなと思っています。なのでこれからも続けていきたいと思います。
不思議だなと思うのは他人の日記を読んでも面白いと感じる点です。
この感覚は学生時代の交換日記にさかのぼるのかなと思います。仲の良いグループで交換日記をしていた時期がありました。その日の出来事を書いていたわけではないので交換ノートと呼んだほうがいいかもしれません。早く自分の番が回ってこないかワクワクしたものです。これは読むバランスと書くタイミングが一致していると面白いものなのかもしれません。
海外では日記というと航海の記録などの側面が大きかったという話を聞いたことがあります。日本は日記を文学まで昇華させました。そのDNAのようなものがもしかしたらどこかで受け継がれているのかもしれないな思いました。
引き続き日記を書くことと、読むことを楽しんでいきます。















