詩はすぐに理解できなくていい

今回ご紹介するのは、谷川徹三編『宮沢賢治詩集』(岩波書店)です。

先日、岩手県に旅行に行ってきた両親から、宮沢賢治記念館のお土産として栞をもらいました。

銀河鉄道の夜』は読んだことがあるけれど、詩は味わったことがないと思い、読むことにしました。

 

正直、なかなか難しく、苦戦をしました。

それには作品との相性もあるでしょうし、年を重ねてわかってくることもあるかもしれません。

以前読んだ『銀河鉄道の夜』も、すんなりと理解できたわけではなかったので、時間をおいて味わいたいと思います。

 

そんななかでも印象に残ったのは、『雨ニモマケズ』です。

これは、「十一月三日」の手帳に記されたものです。

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」の書き出しはあまりにも有名です。

でも、その先を読んだことがある人は案外少ないのではないでしょうか。

 

私は就労移行支援事業所に通っていた頃、タイピングの練習をしていました。

一時期、そのお題として、この『雨ニモマケズ』をひたすらタイピングしていた時期がありました。

この詩の最後は、「サウイウモノニ/ワタシハナリタイ」なのです。

 

長い、長い宮沢賢治の願望とも言える詩です。

これを読むと、自分がどうありたいかを考えさせられます。

端的に一言で言えるのも大事ですし、言葉を尽くすのも大事だと思うのです。

 

この本は手元に置いておき、またいつか触れたいと思います。

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