『わたしと小鳥とすずと』を読んで感じた他者視点

今回ご紹介する本は、金子みすゞ『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』(JULA出版局)です。

課題本読書会の会場としてもお世話になっている円錐書店で購入しました。

 

金子みすゞさんが発掘された経緯については小学校のときに教科書で勉強したのを覚えています。

そのときも読んだはずですが、特に印象に残ったのは、『大漁』と表題作の『わたしと小鳥とすずと』です。

 

『大漁』であればそれをやった人間は当然喜びます。

しかし魚に目線を向けると多くの仲間が失っているわけであり、とむらいをしているのかもしれません。

生き物にどれだけ死の概念があるのかはわかりませんが、目線を変えてみることが大切だと感じました。

 

『わたしと小鳥とすずと』も読んだことがある方が多いのではないでしょうか?

両手を広げて飛べる小鳥は人間のように素早く走ることはできません。

綺麗な音がするすずはたくさんの歌は知りません。

それぞれに個性があり、それぞれが素敵であることをうたった詩であります。

相手の良いところを探したうえで自分の良いところも確認するというのがいいなと思いました。

 

詩を読んでいるとどういう解釈ができるのだろうかと考えることが多いです。

金子みすゞ童謡集ということで音のリズムと共に表現もわかりやすくて読みやすかったです。

 

どの視点から物事を眺めるか、そして自分はどう思うのか、この二つを大切にしていこうと思います。

 

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