『大人をお休みする日』があってもいい。

今回ご紹介する本は、文月悠光さんの『大人をお休みする日』(角川春樹事務所)です。

文月悠光さんは詩人であり、高校生のときに中原中也賞を受賞されています。

今作は第五詩集です。

 

私は文月悠光さんと同い年であり、札幌の高校に通っていたという共通点があります。

同じ空気感の中で学生時代を過ごしたということもあり、感じるところがあります。

以前、俊カフェでイベントがあった際には足を運ぶことができてお会いしてお話しすることもできました。

 

タイトルになっている『大人をお休みする日』は『大きくなるために必要なこと』という詩の中に登場します。

日々働く中で理想を追い求めています。

何かを毎日しようと決めていてもやる気が起こらずにスキップしてしまう日もあります。

一人の大人として尊厳を持って生きていかなければと思いながらもうまくいかない日もあるでしょう。

そういう日はお休みをする日なのだと思うことで肩の力を抜くことができます。

そこでお休みをとることでまた明日から頑張ればいいのです。

そのようなことを思いながらこの詩を読み進めていきました。

 

生活をしていく環境によって思いつく言葉が異なっていくように紡ぎ出されていく言葉も変わってきます。

私も過去のブログを読むとついつい大幅に書き直したくなります。

でも明らかな誤字を除いて修正はしないようにしています。

その時のベストだと思う書き方をしているはずだからです。

その当時の自分を否定しないという意味で、あんまり直さないほうがいいのだと思っています。

 

とは言いつつも、未来の自分が見ても恥ずかしくない文章を書くことをこれからも心がけていきたいと思います。

仮に過去の自分の文章を見ても成長を感じなければいけないといった、ものすごい自信を持つ必要はないのかなと思います。

 

努力を重ねていくことはもちろん大切なことです。

私にはリスト化をして行っている習慣がいくつもあります。

なんのために行っているかといえばそれは成長のためです。

小さな習慣をコツコツと続けていくことで少しずつでも成長することができればと思っています。

継続する最小単位をものすごく小さくしています。

運動であれば腕立て伏せ一回といった感じです。

もちろんそれだけ続けていればいいとは思っていませんが、続けることに意味があると思っています。

最低ラインだけこなしてあとはお休みをするという感覚の日があっても全然いいのだと思いました。

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