第7回 課題本読書会 有吉佐和子『青い壺』開催報告

2025年7月7日に円錐書店で第7回 課題本読書会 有吉佐和子『青い壺』を開催しました。

参加者は私を含めて6名となりました。

課題本読書会は事前に同じ本を読んできて、あれやこれやとお話をしていきます。

どのような話の展開になるかは主催者の私にもわかりません。

課題本は前回の参加者の皆さんの推薦本の中から決めています。

今回は、有吉佐和子さんの『青い壺』でした。

この作品と会をきっかけに有吉さんの作品に触れたという方が多かったです。

 

陶芸家の牧田省造が作った青い壺が思わぬ形で様々な人の手に渡っていくお話です。

当然、青い壺が喋るというわけではなく、壺を取り巻く人間関係を映し出しています。

ものに気持ちはありませんが、もしあったらこの壺は人間のことをどう眺めていたのだろうと気になりました。

 

舞台は高度成長期となっています。

現代でも通ずるテーマであり、また文体の古さを感じさせることなく読み進めることができました。

 

私は作品の価値と作家の評価について考えながら話を聞いていました。

自分の行った仕事を自分がやったこととして評価されるのは嬉しいと思います。

その仕事の内容が評価されたとして、それが自分の功績とされなかったとしても嬉しいかという問いを投げかけました。

これに対する意見は割れました。

作品や仕事の成果に必ずしも自分という存在を結びつける必要性はないのだというのが今回の読書会での私の学びでした。

読んでから少し時間が空いてしまったので、もう一度読んでから参加すればよかったと少し反省をしています。

参加された皆様の感想

第二話の人物の解釈の違いを話せたのがおもしろかった。

自分自身が評価されるのか、自分の創作物のみが評価されるのか、読み手の価値観によってラストの印象が変わるのも興味深かったです。

ありがとうございました。

すごくおもしろかったです。

人によって、感じ方がちがうのが、おもしろかった。

いろいろな考えを聞けてよかったです!

結末についてふとした会話の中から気づきを得られて嬉しかった。

AIの話に発展したのも面白かった。

最終話の感想が分かれて興味深かったです。

それぞれの視点から一冊の本を受けとめるイメージの差におどろいた。

自分の視点だけにとらわれないようにしたいと感じました。

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