今回ご紹介するのは、中崎倫子『読書思考トレーニング』(筑摩書房)です。
よく行くMARUZEN & ジュンク堂書店 札幌店で立ち読みをしていたところで見つけました。
副題として「AI活用でロジカルにアウトプットする技法」とあります。
AI活用にとどまらず、本の読み方や活用の仕方まで全体を網羅している印象を受けました。
私はこれまで多くの読書術の本について読んできました。
その中で一番大切にしていることはその本を読む目的を明確にするということです。なぜその本を読むのかあいまいなままだとただ眠いのにページだけとりあえずめくるなんてことにもなりかねません。明確にとはいったものの小説などは「楽しみたい」というのでも構わないと思っています。そもそも世界観を楽しむ読書と情報を仕入れるための読書は読み方も変わってきます。小説を速読したところで何の自慢にもならないです。逆に必要な情報さえ手に入れば良い読書で一字一句読むのは無駄とは思わないものの、時間効率については考えてもいいのかなと思います。
大きな読書の流れや接し方については私のこれまで学んできたものとおおむね一致していました。
今後に向けて取り入れていきたいと思っているのは生成AI技術についてです。このブログにアップしている記事についても利用をしたり、しなかったりです。この本では思考を深めるために利用することを推奨しています。少なくとも材料を与えて全文を書かせるのは私にとっては考えることを放棄してしまっていることに近いのではないかと思いました。AIと議論をすることで思考を深めることで多角的にその本について述べることができればいいのかなと思います。これからも活用の道を探っていきたいと思います。
一昔前は読書というものはインプットでしかありませんでした。
それがSNSの登場により気軽に感想を書くことができるようになりました。今では動画を使う方もいますし、私自身はポッドキャストや読書会でもアウトプットをしています。一度アウトプットしておくと記憶のどこかに保存されるような感覚があります。それで十分だと思っています。そして気になったらまたその本を開いて確認をすればいいのです。
読書の仕方に正解はないと思っています。
でも、よりよい読書時間を過ごしたいという方はこういった読書術の本を読んでみるのもおもしろいでしょう。














