働くとは他者の役に立つこと

今回ご紹介する本は、すずひらさんの『「働きたくない」わけではない』(すずひらブックス)です。

2025年8月に開催された文学フリマ札幌で購入したうちの一冊です。

 

テーマは仕事論です。

会社員やアルバイト、フリーランスといった働き方にすずひらさんは疑問を感じて辞めることにしました。

ただ働きたくなくて辞めたわけでありません。

そもそも働くとはなんでしょうか?

働くとは「他者の役に立つこと」と本書では定義されています。

これまで多くの仕事論に関する本を読んできた私にとってこの定義は納得です。

私なりにもっと掘り下げて考えてみると、誰かの役に立つということは困っている人を救うことだと考えています。

役に立つことや困っている人を助けるということは感動を与えることでもあります。

このいずれかに該当するのが働くということだと私は思っています。

その度合いによって得られるお金というものは変わってきます。

得られるお金が多いから優秀であったり、良い職業についているというわけではありません。

その総量によって決まるというのが私の感覚です。

少ないからといって卑下する必要はありません。

ただお金を多くを得たいならばどうすればいいかを考える必要はあります。

 

なので、お金を得ることが仕事の本質ではないと思っています。

仕事はいくつしていてもいいし、お金にならない仕事だってあります。

でも今の日本は資本主義経済なので生きていくためにある程度のお金は必要です。

ということでお金を得るために仕事をするというある程度割り切って考えるのも必要なことです。

 

私は会社員として週5日40時間働いています。

今のところ辞めようとは思っていません。

誰かの役に立つということを感じながら仕事をすることができています。

それは意味を感じることを選ぶことができているのだと思います。

ここで生きていくためのお金を得ることができています。

会社には副業の形で読書に関する活動を行っています。

こちらに関しては長く続けていますが、いまだに所得税の確定申告が必要ないくらいの収入しか得ることはできていません。

それが意味がないかと言われるとそのようなことはないと思っています。

少なくとも読書の活動は私の精神的な支えになっています。

会社から見ると副業になりますが、精神的な支えとしてはこちらの方が主となっています。

でもそれ一本でやっていくことはできないので現状は会社員として働きながら続けています。

 

必ずしも得意なことや好きなことを仕事に選ばなくてもいいと思っています。

自分の能力を発揮できる他の人の役に立てることから仕事を選んでみるのがいいのかなと思っています。

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