子供だからの特別扱いは必要ない

今回ご紹介する本は、向山洋一さんの『新版 子供を動かす法則』(学芸みらい社)です。

著者の向山さんは日本教育技術学会会長として現在も日本の教育界に多大な影響を与えているとあります。

 

2025年4月の異動で子供にスイミングを教えるようになりました。

スイミングそのものの技術よりも子供に私が考えていることを伝える難しさを感じています。

そのような中で氏家一英さんのnote記事「集団指導で子どもを乗せる打ち手30選【保存版】」を購入しました。

もっと深掘りをしたいと思い、氏家さんにお尋ねしたところこちらの書籍をおすすめしてもらいました。

 

子供を動かす法則はシンプルで、

最後の行動を示してから、子供を動かせ。

向山洋一『新版 子供を動かす法則』(学芸みらい社)(17頁)

のひとつです。

これを補足するように述べられていきます。

 

自分も小学校の先生だったらやってしまっていただろうなと思えることが結構ありました。

子供にチャイムを守らせているのに、自分はチャイムを守らない先生はいたなと振り返りました。

私は学校での指導ではありませんので、全てが活かせるわけではありません。

それでも参考にできることが多くありました。

 

山本五十六の言葉が紹介されていました。

やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。

軍隊でこうならば対象が大人であっても子供であっても大切なのは想像がつきます。

本質的には子供だからという特別扱いは必要ないのでしょう。

この「ほめる」というのがなかなかむずかしさを感じます。

私はほめるというのは認めることだと思っています。

それは改めて研修を受ける立場になって感じているところでもあります。

改善点を的確に伝えてもらうことは大切です。

それでもできているところを認めてもらわないとどこまでが良いところなのか判断がつきません。

そういう意味でもできていることを伝えるという点でほめるということを意識していきたいです。

 

また、本書のタイトルを聞いたときにピンときていたD・カーネギー『人を動かす』(創元社)も良書として紹介されていました。

テクニックももちろん必要です。

それよりもみずから動きたくなる気持ちを起こさせることが大切だと感じました。

 

もちろん本を読んだからと言ってすぐに変わるとは思っていません。

それでも日々、子供たちと向き合うなかで指導力を向上させていけたらと思っています。

教える立場も学んでいる人間なのだと思いました。

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