今回ご紹介する本は、ヨシタケシンスケさんの『そういうゲーム』(KADOKAWA)です。
MARUZEN & ジュンク堂書店 札幌店を読み歩きしていた際に見つけました。
これまでもヨシタケシンスケさんの本を好んで読んでいました。
ヨシタケシンスケさんの本は、絵本でありながら哲学的な示唆に富んでいて大人でも楽しむことができます。
今回のタイトルは「そういうゲーム」です。
ゲームと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
昔はゲーム機が必要でしたが、今はスマホでもゲームをすることができます。
さらにその前であればボードゲームなどがありました。
私はボードゲームもテレビゲームもやった世代です。
この本には様々な「ゲーム」が出てきます。
わかりやすいゲームも出てきます。
一見するとそれはゲームと呼ぶのだろうかというものも出てきます。
私は今でも商業施設等でタイルの色が違うのを見ると決まった色しか踏まないようにするみたいなことをついついやってしまいます。
これも自分の中で決めたルールの中でそれができれば勝ちみたいなところがあります。
そういうこともゲームと言えるなぁというものが色々と書かれています。
私は人生はロールプレイイングゲームのようなものだと思っています。
私の世代で言うとポケットモンスターが流行りました。
今も流行っていることを考えると化け物みたいなコンテンツだと感じます。
説明は不要かと思いますが手持ちのポケモンを育てながら旅をしていく内容です。
日常生活では旅人のようにはなかなかいきませんが、日々解決しなければいけない課題があります。
その課題をひとつひとつ解決していくことによって成長していくことができるゲームのようではないでしょうか?
ただ人生というゲームはどんなに頑張ったところで結果は死です。
死後の世界があるのかどうかはわかりません。
それでもその時まで一生懸命生きていくゲームなんじゃないかと思っています。
答え合わせができる時があるのかどうかはわかりませんが、人生というゲームをこれからも楽しんでいきたいです。