映画『梅切らぬバカ』を観て思う、何気ない日常の大切さ。

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今日のお話

読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。

 

映画を観に行きました。

サツゲキで公開中の『梅切らぬバカ』です。

 

ドランクドラゴンの塚地武雅さんが演じる自閉症をもつ息子の忠(ちゅう)さんと加賀まりこさんが演じる占い師で息子想いのやさしい母親の珠子さんの周辺の人たちの様子が描かれています。

タイトルは「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざからきています。

フライヤーによると

樹木の剪定には、それぞれの特性に従って対処する必要があるという戒め。

転じて、人との関わりにおいても、相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事であることを指す。

とのことです。

 

親子が暮らす家の前庭には枝が伸びている梅の木があります。

道をふさぐような感じになっており、通るときには枝を避けなければいけません。

隣に引っ越してきた家族も非常に迷惑そうにしています。

 

忠さんが50歳の誕生日を迎えたころのタイミングでグループホームに空きが出て入居できるようになりました。

このまま老いていくことを考えると入居させるのがよいと考えた珠子は忠さんをグループホームへと送り出します。

しかし、地域の方々からの不安や批判の声や視線のある生活である事件が起こります。

 

わたし自身は自閉症の方と直接交流をしたという経験はありません。

以前、東田直樹さん原作の映画『僕が跳びはねる理由』を観たくらいです。

それでも塚地さんの演技が映画にとても馴染んでいる印象がありました。

目が覚めていても6:45にならないと布団から出なかったり、食事の時間も自分の中できっちりと決まったり、大きな音に敏感な様子がひしひしと伝わってきました。

忠さんが剪定の音に敏感でなかったら……と考えてしまいました。

 

先のことに不安になり、色々と策を凝らすことはありますが、それらにとらわれらあまりに目の前の幸せや楽しみまで手放す必要はないと感じました。

障害者に対する理解にあふれた社会にすぐにならなくてもせめてものお隣さんとでもよい関係を少しずつでも築くことができれば良い方向へと進んでいくのかなと思いました。

ところどころでクスッとした笑いが起きるステキな映画でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、明日もお待ちしております。

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