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今回ご紹介するのは、とよ田みのるさんの『これ描いて死ね①』(小学館)です。
写真家の幡野広志さんがstand.fm『写真家のひとりごと』で紹介されており、興味を持ち購入しました。
伊豆大島に住む女子高生が主人公です。
登校時間ギリギリまで読むほどの漫画好きです。好きな漫画の著者が同人誌即売会で10年ぶりに新作を出すことを知ります。
島を離れて参加することにしますが、そこで会ったのは高校の国語の先生でした。
それを知ったことにより漫画同好会を作りたいことを懇願します。
紆余曲折あり、OKが出されることになった条件がこちらでした。
学業を第一優先にすること。プロを目指さないこと。あくまで趣味の範囲に徹し、『これ描いて死ね』などと漫画に命を懸けないこと。
とよ田みのる『これ描いて死ね①』(小学館)(p125)
今のところ先生もかつては漫画家を目指しており、それを諦め教師になった感じがしました。
今は筆を置いており即売会で出したのも以前のものでした。
趣味と仕事の境界線はむずかしいところがあります。
ちょっと褒められると才能があると思い込んでプロの道に進むこともあるかと思います。
そこで現実を知り、諦めるということは想像するだけでも少なくないでしょう。
幡野さんが推す理由はきっとこのプロとアマ、仕事と趣味の観点で考えるべきことがあるところじゃないかと思っています。
続きを購入して読み進めていこうと思います。