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英語をすらすらと読めるようになることが長年の夢となっています。中学、高校とある程度は真面目に授業を受けていましたので、それなりの文章であれば読むことはできます。それでも洋書一冊となるとハードルが高くなり、まだそこまでチャレンジすることはできていません。多くの作品が翻訳される一方で翻訳されない本が多数でもあります。英語が読めるようになればもっと多くの情報に素早く触れることができますし、母国語とは違う言語に触れることで得られる感覚もあると思っています。
英語学習も他の勉強法と同じように王道はないと思っています。それでも近頃話題になっている生成AIと呼ばれるChatGPTは言語学習を加速されるというのは、なんとなく感じていたので深めてみようと思いました。
生成AIとは、大量のデータをもとにして新しいコンテンツを生成する人工知能のことです。例えば、文章、画像、音声などを自動的に作り出すことができます。ChatGPTのようなモデルは、その仕組みを使って、自然な会話や文章の生成、質問への回答などを行っています。生成AIは、クリエイティブな作業やデータ処理を効率化し、人間の支援役として幅広い分野で利用されています。
というわけで今回紹介するのは、谷口恵子さんの『AI英語革命』(リチェンジ)です。
私は文章を読めるようになるというのが一番望むことですが、リーディングだけでなくライティングやスピーキングにも対応可能ということです。生成AIを使うときにはプロンプトと呼ばれる指示文を正確に出すことも重要ということで、多くの例が挙げられているところもわかりやすかったです。英文を生成する際のレベル指定をするには、「CEFR(セファール)」という指標を使うことがお勧めされていました。ライティングではお題を出してもらうだけでなく、「こう言いたいけれどもどう表現すれば良いわからない」というときはそのまま聞けます。もちろん例として出されたものがわからなければ、それもそのまま意味を問うことができます。
AIが発達していけばわざわざその国の言葉で読めなくてもいいという考え方もあるかもしれません。ある程度はそうだと思うのですが、最終的にはその国の言葉で理解できるようになることでより深く理解できるのではないかと思っています。生成AIを使うことは水泳のときに使うビート板に似ているのかなと思います。ビート板を使うことにより、泳ぐときの感覚が身につきます。その結果スムーズに泳げるようになるのが加速していきます。ツールは上手に使いつつ、自分の力にしていきたいです。ChatGPTを使うというのは手段でしかありません。人に聞くのとは違い、遠慮をする必要もありませんし、時間や場所を選ぶこともありません。最終的に判断するのは英語にどれだけ触れることができるようになるかです。身近に手軽に使える存在だからこそ、英語学習を加速してくれるものだと思っています。
本の紹介で洋書が出てきたら、「おやっ」と思っていただけるとうれしいです。