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第39回 読書会「本の話をしよう」で私が紹介した本の紹介です。
札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。
99.9%は仮説 竹内薫
この本を紹介しようと思ったきっかけはビブリオバトルをやりたいなと思い、その練習におそらく生粋の本好きの方々があまり好まないであろう(誤解があったらすみません)科学の本を紹介し、読んでみたいと思ってもらえるプレゼンをしようと考えたことでした。
実際に、この回の参加者で理系の方はお一人でした。
この本に出合ったのは中学生の頃でした。
テレビで紹介されていて面白そうと思ったのがきっかけでした。
これを読んで科学って面白い! と感じて、高校では理系へと進みました。
結論はタイトルそのままなのですが、これがなんとも面白いのです。
世の中のほぼ全て科学のものは仮説で成り立っているというのです。
その中には限りなく真実に近い「白い仮説」と限りなく嘘に近い「黒い仮説」があるといいます。
これはグラデーションのように「グレーの仮説」もあるのです。
今の自分たちが常識(白い仮説)と思っていることが明日になると急に非常識(黒い仮説)に変わることだってあるかもしれないのです。
何より、自分が正しいと思っていることが相手と対立することがあるのは、この仮説のかたまりとも言える偏見のぶつかり合いによっておこっているのだなと思うと心がふっと軽くなるような気がしたのを覚えています。
私が持っているのは初版の2006年のものです。
当時は冥王星は惑星でした。
もしかしたらと書かれている「準惑星」に格下げされました。
版を重ねていれば加筆されているかもしれません。
読んだ方がいらっしゃいましたらご連絡いただけると嬉しいです。