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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の運営をしています。
また、ブログ、SNSやポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
今回紹介する本は、高村光太郎『山のスケッチ』(中央公論美術出版)です。
旅行の際に本屋さんにいくのが好きです。
東京中目黒にあるCOWBOOKSは何度も行きたくなるセレクトショップです。
エッセイストの松浦弥太郎さんが主宰をされています。
そこで見つけたのがこちらの一冊です。
松浦弥太郎さんが高村光太郎に傾倒しているのを知っていたので興味を持ちました。
高村光太郎は、私の認識としては詩人としての活躍が大きいです。
彫刻家としても活動しており、そのベースにはデッサンがあるのだと考えられます。
こちらの本は山に生育する植物のスケッチとともに文章が添えられている一冊です。
美術に関する知識は浅いですが、どう描くかよりも対象をどう見るかが大切なのだと思います。
見たもの感じたことを嘘偽りなく描いていく。
簡単なようで結構難しいものです。
それに対して言葉でも説明をすることで説得力が増します。
言葉でも伝える努力を怠ってはいけないと感じました。
保存状態もよくしみじみしながらページを捲りました。
限定1500部ということで「限定千五百部之内本書其七百五十六番」とありました。
シリアルナンバーみたいなものですね。
気軽に手に入れることができない本だからこそ、より一層大切にしたいと思いました。