こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)と申します。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに、札幌ゼロ読書会の運営をしています。
また、ブログやSNS、ポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
今回ご紹介するのは、『SWITCH Vol.37 No.3 特集 奥山由之 写真の可能性』(スイッチ・パブリッシング)です。
お借りして読みました。
特集の奥山由之さんは1991年生まれの同世代で活躍される写真家さんです。
写真に対するスタンスは人それぞれです。
写真家さんがどのような思いを持ってどのようなことを意図して表現しているのかを知ることは大切だと思います。
ある程度のキャリアを積んでいくと勝手に自分らしさというものが出てくるのかもしれません。
ある写真集をつくるときにそういった自分らしい写真を除くようにしていった話が印象的でした。
この部分を読んで制服を着たほうが個性が際立つという話を思い出しました。
私服のほうが個性が出るのではないかと思われる方が多いと思います。
制服というのは皆同じです。
着る物が皆同じということはそれ以外の部分で比較がされるということです。
大きな枠組みが固定されることでより個性が際立つということがあるのだと思います。
とはいいつつも、自分らしさを除いたつもりでもどこかにその人らしさというものはどこかに残る物だと思います。
写真だけで伝わるものもあれば、言葉がないと伝わらないものもあるなと雑誌全体を通して感じました。
どういう表現をしたいかによって伝え方は変えていく必要があります。
自分にとっての表現の仕方をこれからも考えていきたいと思いました。
写真を撮ることを楽しんでいくうえでも、写真を撮ることと言葉で伝えることのどちらも大切にしていきたいと感じました。