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坂口恭平さんの本を好んで読んでいます。坂口さんは文章だけでなく、音楽・絵などマルチな才能で活躍されています。また、自殺念慮者からの相談に乗る「いのっちの電話」を運営しており、多くの方の拠り所となっています。
今回ご紹介するのは、『思考都市』(日東書院)という一冊です。読書会の会場としてお世話になっている円錐書店で見つけて購入をしました。坂口さんの絵はXを通してパステル画として見ることが多かったのでドローイングは新鮮でした。細部に渡り、細かく描き込まれている様子が印象的でした。
印象に残った文を紹介します。
グーグルにのってない情報を見つけること。
それが僕の仕事でもある。
坂口恭平『思考都市』(日東書院)(p042)
今の世の中は調べると大抵答えのようなものは見つかります。それが精査できる目を持つことも必要なのですが、自分で問いを立てる力も今後重要になってくると思います。AIが発達して知恵を貸してくれるからこそ、何を思い浮かべるかというのが大切なのではないでしょうか?
路上生活者の様子を描いているところもなかなか見応えがありました。
同じ躁鬱病を抱える人間として坂口さんの活動は刺激を受けることが多いです。タイプは違いますが今後も追い続けたいです。