不死の時代に向けてどうするか?

今回ご紹介する本は、『Newton 2024年12月号』です。

天狼院書店の読書会をきっかけに手に取りました。

メイン特集は「不死のサイエンス」です。

人生100年時代という言葉が浸透しました。

それでも100歳ですという人を様々な媒体で見かけると長生きだなと感じます。

今の研究ではそれを通り越して「不死」というところまできています。

人間の細胞はコピーをされて新しいものが生み出されていきます。

それがだんだんうまくいかなくなることでエラーが生じてしまいます。

レシピ本の大事な工程に付箋紙を貼っておいてそれを見てやっていけばちゃんと料理ができるとします。

しかし、付箋紙の貼る場所が間違えてしまったり、落ちたりしてしまうとその料理は失敗してしまいます。

このようなことが細胞が作られる過程でもあるとのことでした。

 

人口が増えていくと様々な問題も考えられます。

人間が住む場所については何らかの方法で解決されるのではないかとのことでした。

別問題ですが、私が小学生の頃はもう20年もすると石油が枯渇すると言われていました。

それでも技術の向上により今でも石油は採掘されていますし、新たな代替エネルギーの開発も進められています。

 

寿命が延びることが本当に喜ばしいことなのかを考える必要があります。

健康寿命と平均寿命というのがあります。

健康に生き生きと動ける期間と寝たきりといった生きながらえている期間には開きがあります。

ピンピンころりという言葉もありますが、生きるのであれば健康でないとその魅力は享受できないのではないかと思います。

そのためにも健康に関する知識はアップデートしていく必要があると感じました。

 

あとはやはり人間関係も社会生活を送っていくうえで大きなポイントであると感じました。

孤独が好きな人でも孤立を感じてしまうとやはり精神衛生上よくないのだと思います。

人間関係は色々ありますので家族といった身近な存在だけでなく、会社もそういった役割があります。

また、私のように読書会といったコミュニティを運営することで得られるつながりもあります。

 

長く生きていくためにはそれに必要なスキルも出てきます。

そのためにもやはり新しいものを恐れることなく、どんどん学んでいくことが大切なのではないかと思いました。

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松浦弥太郎『自分で考えて生きよう』(中公文庫)

白井一幸『メンタル・コーチング』(PHP)

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