好きを仕事にするのひとつの形を見ました

先日、「Mozu ミニチュア展」に行ってきました。

サッポロファクトリーで開催中で会期は2025年7月6日までとなっております。

小人が生活しているかのようなミニチュアを作成されており、細かさに見て驚き、写真を撮って投稿したくなるような体験型の展示でした。

比較対象として電源のスイッチがあるものが多かったです。

逆に写真を撮るにしても比較になるものを入れなかったら、単にお部屋を撮影しているだけに見えるのではないかと思えるほどでした。

この小人が生活しているような環境を見るのは昔観ていた、ポンキッキーズの爆チュー問題を思い出しました。

 

作家のMozuさんは高校生のときにこのミニチュアをつくるのを仕事にしようと思ったとのことでした。

好きを仕事にするのひとつの形であると感じました。

好きなことを仕事にするには当然好きなことを見つける必要があります。

でも、それだけでは不十分です。

たとえ、私がミニチュア模型をつくるのが好きだったとしても仕事にしようとは思わなかったと思います。

それに対する独創的なアイデアや精巧につくる技術があるとは思えません。

これは何も自分を卑下しているわけではありません。

Mozuさんは自分が好きなことと得意なことが一致している分野を仕事にすることができた方だと思っています。

正直、この領域を見つけることができる人はほんの一握りだと思います。

 

そこで私のような人間がどうすればいいかをこれまで考えてきました。

今のところの結論としては、得意なこと、もしくは負担が少なくできることを仕事にして、やりたいことは趣味の延長でやっていくということです。

お金を得るための仕事は必ずしも好きなことである必要はないと思っています。

できれば得意なことがいいですが、負担がなくできることまで範囲を広げれば仕事のストレスの多くを減らすことができます。

そのあまりで好きなことをやり、お金を費やしたりもしくはどうすれば多くの人に価値を提供できるかを考えればいいと思っています。

 

私は本まわりの活動を札幌ゼロ読書会や読書セラピストとして行なっています。

そこでお金を得るために考え、行動していると心まで疲弊してしまう感覚になっていた時期がありました。

それならば仕事と趣味で割り切りやっていくのもありだと考えるようになりました。

ただ、対価なしでやっていくのも資本主義経済のなかで生きていく以上大変に感じることもあり、今の形に落ち着いています。

 

本を読むということは体験であり、読書会も展示を楽しむように体験を提供することだと感じました。

これからもさらによいものを目指していきます。

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