水野仁輔『カレーの追憶』を読んで、自分の思い出を振り返る。

今回ご紹介する本は、水野仁輔さんの『カレーの追憶』(イートミー出版)です。

自己紹介が「カレーの水野です」の水野仁輔さんはカレーの出張料理人をしています。

イベントで参加者の皆さんから集めたカレーの思い出(追憶)を100個まとめたのがこの一冊となります。

まったく知らない人のエピソードですが、なんだかほほえましい気持ちになりました。

 

せっかくなので私のカレー人生を振り返ってみようかと思います。

実家に住んでいた頃もカレーは食べていました。

でも、好きは好きでしたが、特別好きだとか自己紹介の好きな食べ物で思い浮かぶほどの好きというわけではありませんでした。

ちなみに、実家のカレーはお肉の種類が固定ではなかったので、「これぞ家のカレー」というのも若干薄めです。

でもカレーの日は胃袋がはち切れんばかりにおかわりをしていましたし、翌朝のカレーもその日の夕飯のカレーうどんや焼きカレーも楽しみにしていました。

給食のメニューとしてカレーは人気ですが、私はピンときていませんでした。

給食のカレーは冷めてしまっていますし、汁物の表面に薄い膜が張るのが好きではなかったのであまりいい思い出はありません。

 

そんな私が、カレーが好きだと気づいたのはアピアに2025年9月まであった北海道カリークラブおのでした。

詳しくはつい最近書きましたのでそちらをご覧ください。

 

そこでカレー好きを自覚してカレー店めぐりに花を咲かせるようになりました。

札幌でスープカレーが盛り上がりはじめて成長している時期でしたのでとても楽しかったです。

 

大学は横須賀で過ごしましたので、海軍カレーを休みの日に食べに行きました。

 

福岡の門司港に焼きカレーを食べに旅行をしにいったこともありました。

 

一人暮らしをするようになってからは自分でカレーを作るようになりました。

その時に実家で何のルーを使っているのか気になったので聞きました。

母親からの回答は「ゴールデンカレー」でした。

色々メーカーを試してみましたが、私はジャワカレーに落ち着きました。

作る楽しさでいうとルーカレーだけでなく、スパイスカレーも作るようになりました。

きっかけは水野仁輔さんのAIR SPICEを教えてもらったことでした。

毎月、スパイスのセットが送られてきます。

あとは食材をそろえてレシピの通りに作っていくだけです。

誰でも簡単にできる手軽さが魅力です。

 

作る楽しさを感じるようになってもやはり食べに行くのも大好きです。

単純に作る労力とそのために食材をそろえるのを考えるとカレーという料理は食べに行ったほうが安いと思います。

ただもちろん安さだけで食べに行っているわけではありません。

値段で感じる以上の魅力があると思っています。

私は美味しいカレーを提供していただける飲食店のオーナーの皆さんへのリスペクトしています。

単純に自分ではできないことをしていただいているというのもあります。

私はお客さんの立場でお店に行く際は最低限のコミュニケーションしかとらないようにしています。

本当はたくさんコミュニケーションを取りたいのですが、常連づらをしたくはありませんし、迷惑だったら嫌だからです。

それでもお店の方とはカレーという料理を通して意思疎通をしている気持ちはあります。

 

美味しいカレーを食べると最後の最後まで食べ尽くしたくなります。

本当はお皿を舐めまわしたくなるのですが、行儀がわるいのでそれはしていません。

その代わりにスプーンで綺麗にルーの痕跡がなくなるくらいまでにしています。

 

まだまだ行きたいカレーのお店や作ってみたいカレーはあります。

世の中の全ての本を読むことができないように、カレーの全てを味わうこともできません。

いつか一度インドやネパールに行ってカレーを手掴みで食べてみたいです。

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水野仁輔『幻の黒船カレーを追え』を読んで学んだ、「手段と目的」を混同しないことの大切さ。

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