松浦弥太郎さんの新刊を読みました。タイトルは『考えすぎずに、考える』(光文社)です。松浦さんの思索のもとになっているストア派哲学をもとに解釈をし、実践をしてきたオリジナルの考え方をまとめられた一冊です。
私自身の強みというのは考える癖があることだと思っています。それはクリフストレングスにおける内省という資質にも現れています。なので文学を通して考えたり、もっと直接的に哲学を通して思考を深めたりするのがとても好きです。そういう面でも松浦さんとの相性がいいのだなと感じました。
初めて松浦さんの本に触れたときはそれこそ脳に稲妻が走るような感覚でした。多くの松浦さんの著書に触れているとだんだんと良い意味で衝撃を受けるようなことは少なくなってきました。私の中の脳内松浦さんと実際に松浦さんが書かれる文章への差が少なくなってきます。なので、以前読んだ本のほうが痕跡を残しているように思います。だからこそ今読む松浦さんの本のどこに引っ掛かるかが自分自身とても興味があります。
私のモットーは「無理しない、焦らない、落ち着く」です。これは病気を経験した際に自分の生きていくうえで大切にしていきたいことをまとめたものです。これを四字熟語にすると「泰然自若」であると落ち着きました。これに関連して、
急がない、慌てない、動揺しない。
泰然自若と過ごすには、自分の力ではどうしようもないことには抵抗しないことが第一です。
起こったできごとを、すべてそのままを受け入れます。
松浦弥太郎『考えすぎずに、考える』(光文社)(p138)
とありました。
泰然自若に対して似たような言葉を3つ並べられていて、方向性として同じもので安心感を得ることができました。これからも自分のモットーを行動指針に過ごしていこうと思います。
松浦さんの文章は古さを感じることのない人間の本質が書かれれていると思います。これからも読み続けていきます。















