ていねいにお茶を淹れるという生き方

今回ご紹介するのは、松浦弥太郎『きょうからできるあたらしいこと100』(小学館)です。

春になったタイミングでこちらの新刊を手に取ることができてよかったです。
社会人になるとどうしても新しい刺激が少なくなります。年度が変わっても業務が新しくなるわけでもなく、昨日までの続きのように過ごしてしまいます。慣れというのは必ずしも悪いことではありません。でもそれによって変化をさまたげたり、成長のスピードが止まったりするともったいないと思います。

春というタイミングは何か新しいことにチャレンジをしたくなります。
それは決して大きなことである必要はなく、ちょっとしたことでもいいと思います。本書はその行動のヒントを与えてくれます。松浦さんの書作を多く読んでいるおかげもあり共感することが多数あるだけでなく、すでに実践していることもいくつかありなんだかうれしくなりました。特にこれからも意識して取り組んでいきたいのは感謝の習慣です。寝る前の感謝の日記を中心にしていきます。当たり前のことを当たり前と思わずにていねいに接していきたいと思います。

松浦さんの新刊には初めて読む本であってもどこかなつかしい感じがあります。
逆に過去の本を読んでもどこか新しさを感じます。時代を経ても変わらない大切にしたい普遍的なことを書かれているのかなと思いました。時代を切り取った本にも意義があります。でも私が書きたい文章は数年先になっても古くならない松浦さんのような文章なのかなと考えました。

印象に残った文を紹介します。

ぼくたちは未来や他人を支配できないが、自分の態度や行為を選ぶことができる。

松浦弥太郎『きょうからできるあたらしいこと100』(小学館)(p109)

「46.ていねいにお茶を淹れてみる」からの引用です。
同じ行為をするのでもどのようにするかによって感じることは異なってきます。お茶を淹れるというのは結果ではなく過程を大切にする行為だと説いています。これはお茶でなくても、例えばコーヒーでも同じことが言えると思います。インスタントで済ますこともできます。それでもていねいに時間をかけて準備をすることが豊かな時間の使い方につながっていくと感じました。

松浦弥太郎さんの本はどれを読んでも松浦さんを感じます。
気になったタイトルから手に取ってみてください。

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