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今回紹介する本は、今野華都子・文 中尾早乙里・画『はじめて読む人の「古事記」』(致知出版社)です。
令和になり、2月の祝日は建国記念の日と天皇誕生日となりました。
改めて日本のルーツを知りたいというか、何も知らないんじゃないかと思い、古事記を読むことにしました。
致知出版社の本は入門から本格的に学びたい人までそろえられているのでおすすめです。
以前図書館で借りて読みましたが、改めて読みたいということで購入をしました。
聞いたことがある神様の名前ももちろんあるのですが、知らないものがほとんどです。
何よりどれだけの神様が出てくるんだというくらいの量が出てきます。
登場人物をすべて把握しながら読むことは不可能と思われます。
日本は古来から八百万(やおよろず)の神が宿ると言われ、あらゆるものに神の存在を認めています。
これがキリスト教をはじめとする一神教との大きな違いであると感じています。
あらゆるものに神の存在を認めているからこそ、いろいろなところにお伺いを立てたり、気にしたりということも出てきます。
これに関してはどちらが良い悪いといった問題ではありません。
神は唯一ではないからこそさまざまなキャラクターが登場します。
中には他の神を殺そうとするものまでいます。
歴史書にそういう神の存在まで描かれるというのはなかなか面白いのではないかと思います。
私は特定の宗教を信仰している訳でもなければ、政治思想も持ち合わせてはいません。
それでもこうして日本に暮らしている訳であり、それはこれからも変わらないでしょう。
日本が古来から大切にしていることを振り返り大切にしていくことで、見えてくるものがきっとあると思います。
そういう意味でも古いものから学んでいく姿勢というものはこれからも大切にしていきたいです。