人生100年時代という言葉がすっかり浸透しました。それでも100歳というと長寿です。でもただ長く生きることが良いことだとは思いません。長く生きていても身体のあちこちに痛みがあれば生活がしにくいでしょうし、認知機能が低下してしまうと思い通りの生活を送ることはできません。我々に必要なのは健康で生きていける期間を長くすることではないでしょうか? 「長く生きる」ことと「健康に生きること」のほかにもうひとつ大切なことがあります。それが「喜びを感じながら生きる」ことです。そのことについて書かれた本であるケリー・バーナイトさん(芝瑞紀さん[訳])『JOY SPAN』(サンマーク出版)を読みました。
ただ長く生きるのではなく、健康に、そして喜びを感じながら生きるためにはどうしたら良いかについて書かれています。冒頭でこうした喜びを感じながら生きている人には4つの特徴があることが述べられています。それは「成長する」「つながる」「適応する」「与える」です。これらの要素は意識的に伸ばすことができます。私は本を読むのが好きですが、いつ読まなくなるかわかりません。老眼になり本を手に取ること自体が億劫になる可能性もあります。そういうときに本を読むことによって得ていたこと自体を手放してしまうと私の生活の質は著しく下がるでしょう。そういうことを見越して本を読むことの代替案を探しながら今は読書を楽しむという姿勢が大切なのかもしれません。
この本に書かれている生活の質を向上させる方法は目新しいものではありません。ほんの小さな心がけだったりします。でもそういったものを継続して心地よく続けていけるかどうかが大切なのだと思います。この本でも感謝の習慣が挙げられていました。私はかれこれ長い間Facebookグループで感謝の日記を続けています。小さな行動であっても続けていくことでじわじわと効いてくるのだなと感じています。
良いとされる行動も知るだけでは意味がありません。行動してみて合わないと思ったら、違うものをやってみればいいくらいの感覚で大丈夫だと思います。身体的な健康にもついて触れられていましたが、運動と栄養、休養と私が働きはじめたときに言われた健康の3要素そのままです。当たり前のことを当たり前のように向上心を持って行っていくことが精神的な寿命にも良い影響を与えるのだと思いました。















