近頃、日記や日記本がブームと言われています。実際、文学フリマに行くと多くの日記本を見かけましたし、購入をしました。クローズで個人で秘めた記録と捉えられることが多かったはずの日記が広がりを見せているのを私も肌で感じています。
私もあらゆる媒体で日記を書いています。紙ではほぼ日手帳を使い、そのときの気分を−5から+5で評価をしたうえでその日に書きたいことをフリーで書いています。SNSでいうとFacebookグループで感謝の日記を書いていますし、noteでは内省日記として日々考えたことを綴っています。
自分で書くだけでなく、他の人の日記を読むことも好きです。本としてつくられているものはもちろんnoteを始めとするブログ記事で見るのも好きです。
ただそれらがどうして面白いかは言語化できていませんでした。私自身が感じている日記の魅力を知りたく、蟹の親子さんの『日記をつけて何になる?』(柏書房)を読みました。蟹の親子さんは東京下北沢にある「日記屋月日」という日記専門店の店長を務めていました。ご自身でも日記本を制作しているとのことでした。
日記専門店での活動を経て感じたものとして、“「日記をつけよう」と思う気持ちの奥には、「これからも生きてみよう」という、小さな意志が宿っているのではないか、”ということを挙げてらっしゃいました。日記と散文との違いは日付があるかどうかだと気づきました。日付があることで1日を区切り生きているのだと感じました。
日記を読むことの魅力については、“「同じ時間を、違う人が、どう過ごしたか」を知ること”にあると書かれていました。確かに日付があればその日自分がどのように過ごしていたのかと対比させることができます。日付があることで「その日」のこととして浮き上がらせてくれる効果があるのだと思いました。
どうして他人の日記を読むことも面白いと感じるのかについては自分との「接点」が増えるからなのだと分かりました。違う環境で生きている人と自分との距離感を意識せずでも図ることが面白さにつながっているのだろうと思いました。
ブームに乗っかってとまではいかないものの、私も日記本の類を出したいなと思っています。今考えているものとしてはnoteに書いたものを一冊にまとめたいと思っています。出来事だったり、考えたことだったり雑多な内容にはなると思います。ひとまず日記を書くことをこれからも続けていきたいです。















