自分のために書いたものが誰かの役に立つ

今回ご紹介する本は、はっさくさんの『日記を読めば大丈夫』です。

2025年8月の文学フリマ札幌で購入していた一冊です。

第157回の読書会「本の話をしよう」で紹介いただきました。

面白そうだなと思いつつ、積読の山を整理していたところで発見をしました。

購入したことをすっかり忘れていました。

文学フリマで買ったということはおそらくはっさくさん本人から購入していたのではないかと思われます。

 

内容としてはタイトルにもあるとおり、日記をまとめたZINEになります。

適応障害と診断される前後の日記が掲載されています。

明るい話ばかりではありませんが、あたたかな気持ちになる日記でした。

ところどころに挿入されている写真もすてきだなと思いました。

 

日記は本来自分に向けて書くものです。

それを公開することによって誰かの役に立つこともあるのだなと思いました。

古くから日本は日記が文学としてきた国でもあります。

古文で「〇〇日記」の授業があったことを覚えている方も多いと思います。

これに対して海外は航海の記録といった情報の記録という側面が大きかったそうです。

どちらも記録をするという面では同じですが、役に立つのベクトルは違うのかなと思いました。

 

自分の書いていることは役には立たないと思わないで思い切って考えを公開してみるのもいいかもしれません。

もちろん全てを公開する必要はありません。

でも一見すると負に見える情報でも受け取り方によってはいくらでも正になることはあるんじゃないかと思います。

 

私はコツコツとほぼ日手帳に日記をつけています。

もちろんネットに書く文章とは違います。

今のところそれを公開する予定はありませんが、もしかしたら読むかもしれない未来の自分がいるかもしれないと思うと不思議な気もします。

そしてそれを続けるためのモチベーションにしてもいいのだなと思いました。

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