深井龍之介『世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考』(ダイヤモンド社)

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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。

 

今回紹介する本は、深井龍之介さんの『世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考』(ダイヤモンド社)です。

歴史は得意でしょうか?

わたしは学生の頃から歴史が苦手です。

高校受験までは大丈夫だったのですが、それ以降は苦労をしました。

高校一年生のときには世界史で赤点を取りましたし、大学のときには単位を落としました。

これを暗記したり過去のことを学んで何の意味があるのだと半ばふて腐れた態度を取っていたかもしれません。

 

そんなわたしですが最近もしかしたら歴史って面白いかもと予感めくものに出合いました。

それが本書の著書である深井龍之介さんがパーソナリティを務めるpodcastの「コテンラジオ」です。

雑談形式で気楽に歴史の話をされています。

耳が空いていればいいので、何かの作業中や移動中に気楽な気持ちで聞いて歴史を学ぶことができます。

 

この本は、過去のわたしのような歴史を学ぶ意味って何だろうとか疑問をもつような人に届けたい一冊かなと思います。

歴史を学ぶことで悩みは消えると深井さんは言います。

今この時代にある常識が過去も同じとは限りません。

その状況を客観的に見ることが大切だと説きます。

 

名だたる有名な人物やエピソードを通して歴史を学ぶ意義を感じることができました。

特に印象に残ったのはケンタッキーフライドチキンでおなじみにカーネル・サンダースです。

彼が波乱の人生を歩んできたことは知っていましたが、ここまでとは思っていなかったです。

 

誰かの自分の評価も含めて死ぬまではわからないものです。

ゴッホのように死後評価される場合だってあるのです。

そういう意味でも生きているだけでもだれかに影響を与え、価値のある存在なのかもしれません。

 

歴史を学ぶ意義を認識することができた一冊でした。

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