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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語り、人と繋がる」をテーマに、札幌ゼロ読書会の運営をしています。
また、ブログやSNS、ポッドキャストを通じて、本の魅力と読書の素晴らしさを広く発信しています。
人間学を学ぶ月刊誌である『致知』を定期購読しています。
この『致知』の記事を元にした読書会は木鶏会と呼ばれています。
その中でも35歳以下の若手で構成されるものを若獅子の会と言います。
そこでは事前に課題文をもとに感想文を書いています。
若獅子の会では感想文をシェアして良かったところを美点凝視の観点からフィードバックをします。
そこで発表した課題文をこちらにアップします。
月刊誌『致知』興味のある方は致知出版社から見本誌のプレゼントもありますので、気軽にご連絡をお待ちしております。
次回の北海道致知若獅子の会は9月23日(月)を予定しています。
2024年8月号 特集『さらに前進』を読んで
今回の特集テーマは「さらに前進」であった。
禅の言葉であり、悟りを開いた後も修養していくことの大切さを説いている言葉とのことである。
こうなりたい、あのようになりたいと思っていてもなかなか近づいているとは実感ができないものである。
それでも、過去を思い返してみると予定していた通りに物事が進んでいるわけではない。
よくなっている部分もある一方でもっと頑張れたのではないかと反芻するようなこともある。
「20代をどう生きるか」の連載が斎藤佑樹さんであった。
斎藤佑樹さんがハンカチ王子として甲子園で人気を集めたのは私が中学三年生の時の夏であった。
北海道代表の駒大苫小牧が順調に勝ち進み、決勝で対戦することになった。
引き分け再試合を挟み、早稲田実業が優勝を果たした。
駒大苫小牧の田中将大投手はそのままプロへと進み、斎藤佑樹さんは早稲田大学へと進学をした。
その後のプロでの活躍は側からみると明暗と言っても問題がないと思う。
私は斎藤さんがそのままプロに進まなかったことを後悔しているのではないかと思っていた。
プロに入って高い専門技術を学んでいれば、と思っていたのではないかと想像をしていた。
しかし、「この決断は間違いなかったと断言できます」と述べている。
外野があれこれと口を出すことはできる。
ただ、本人がどう思っていたかどうかは本人にしかわからないことである。
間違いがなかったとはいえ、プロに進んでいたら結果は変わっていたかもしれない。
同時に二つの道を選ぶことができない以上、選んだ道を信じ抜く勇気が必要なのだと感じた。
その斎藤さん現役時代監督であった栗山英樹氏と横田南嶺氏の記事も印象的であった。
野球人として成功する前に、人間として成長し続けることの大切さを感じた。
これは野球に限らずどんな仕事をする上でも大切な考え方だと思った。
栗山氏の「夢は正夢 歴史の華」が印象的であった。
夢は思い描くだけでなく、現実にするための努力をする。
その姿を通して誰かにプラスの影響を与えることができる。
私は30歳を超えたが、まだ年を取ったと感じることがない。
その気力をどんどん夢に向かう力としてぶつけていきたいと思う。