続けてこそ道

月初になると『致知』(致知出版社)が届きます。人間学を学ぶ月刊誌で骨太な記事がたくさんあります。まとまった時間をとってじっくりと読むようにしています。理想的な姿があってもぶれてしまうことはあるでしょうし、そもそも目標を見失ってしまうときもあるかもしれません。自分の進んでいる方向性が合っているのか、修正する必要があるのか、確認をするような感覚で毎月『致知』に向き合っています。

今月号の特集は「続けてこそ道」でした。『致知』は2026年9月で創刊48年になるとのことです。自分が生まれる前から作られていると知るとその重みを感じます。そこまで続いている要因のひとつとして創刊の理念を挙げられていました。『致知』の創刊の理念は、

いつの時代でも、仕事にも人生にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう。

です。ぶれない理念があったからこそ共感し続ける読者があり、そもそもそれを作っていく致知出版社で働く人たちがいるのだと思います。

私は必ずしも長く続けることが正しいとは思っていません。意味も意義も感じていないのに続けるのはエネルギーの無駄遣いでしかありません。それとは逆に長く続けることで得られる信用もありますし、見えてくる景色があると思っています。

私は何かを始めようと思ったときにモチベーションの高さであったり、のめり込みの度合いは高いものがあります。でもどこかのタイミングで飽きてしまうことが多いのも事実です。そのようななかでも長く続いているのが読書に関することなのかなと思います。読書に本格的にハマったのは高校一年生のときの電車通学ですし、読書会を開催するようになったのは2017年4月からです。今のところ飽きる様子はありませんし、続けていける感じがします。でも今後いつそれらへの熱が冷めてしまうかはわかりません。いずれやってくるであろう老眼により本を読むのが億劫になるかもしれませんし、読書会は参加者がいなければ成り立ちません。どうなるかわからないことを悩んでも仕方がありません。今はその進む先が自分の人生を豊かにしてくれるものだと信じているので続けていきたいです。

何かを続けることで見えてくるものを「道」と表現するのは日本らしいなと思います。〇〇道と表現されるものはたくさんあります。それらはただその行為をするだけでなく、道として精神性を高めていくことが特徴だと感じています。読書道の目指す先は何であるのか、考えながらこれからも読書の活動をしていきます。

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