私は目標を立てるのが下手です。
未来のことを想像するのが苦手なので、大きな目標を立ててそれを分割して今日やるべきことを決めましょうと言われても正直ピンときません。かといってやみくもに生きているという感覚でもありません。今日という1日を大切に過ごしたいと思いますし、現状維持が目標というわけでもありません。具体的な向かう先が曖昧であるならば方向性を常に確かめておく必要性があります。
そんな思いで、毎月『致知』を読んでいます。
致知は人間学を学ぶ月刊誌です。書店には並んでいない雑誌で、私は高校時代の友人に教えてもらって購読をするようになりました。なかなか仕事の都合で参加をすることができていませんが、若獅子の会という読書会にも参加をしています。
毎月『致知』が届き、読むことで生きていく上での軌道が正しい方向を向いているかチェックしているような感覚になります。
2026年6月号の特集は「人間を磨く」でした。
現状維持は衰退という話を聞くことがあります。たとえ自分個人が現状維持していたとしても周りが成長をしていれば、それは実質衰退していることと変わりません。それよりも今のままでいいと安心してしまう態度のほうが困るポイントなのかもしれません。今の状態が続けばいいなと思うのと現状維持を目標とするのは厳密には異なると私は思っています。現状をよりよいものにできるように努力した結果、留まることができるのことも多々あると思うのです。
私は仕事で「教える」ということをしています。
今ある知識でどうでもなると思ってしまうのはとても危険だと思います。普遍的な情報を仕入れることもありますし、最新の論文をもとにした書籍を読むことで知識をアップデートしていくこともあります。それくらいの労力を惜しんでいるようでは教える資格はないと思っています。学ぶことと同じくらい人間的な魅力を兼ね備えておくことが大事だと思っています。どんなに正しいことを言っていても、行動が伴っていなけば相手の心に響くことはないでしょう。知識一辺倒になることなく、発言に説得性を持たせるだけの行動を心がけていきたいです。
100頁の「生涯現役 第26回」の野口芳宏氏が紹介していた教育者・東井義雄先生の言葉が印象的だったので紹介します。
太陽は夜が開けるのを待って昇るのではない。太陽が昇るから夜が開けるのだ。
『致知』(致知出版社)(p103)
これからも致知で良い言葉に触れ、自分を感化させていきます。















