今回ご紹介するのは、『致知2026年5月号』(致知出版社)です。
今月号の特集テーマは「人を育てる」でした。
私は広い意味で「教える」ということをしています。多くは運動に関することです。これまで運動や体に関することについて指導を行ってきました。多くは成人の方に向けて行ってきました。当然ながら自分より年上の方に行うことが多かったので、「育てる」という感覚はありませんでした。
去年、店舗異動があり新たに子供に対して指導を行うということが加わりました。
それまでにやったことがない分野だったので、一から学んでいきました。難しさを感じながら日々その業務にあたっています。小さな子というと下は3歳の子もいます。そこから自我が芽生え始めている小学生を相手にするようにもなりました。なかなか言うことを聞いてもらえずにきつい言葉を投げかけてしまうこともあります。反省をしつつどうすれば興味を惹きつけることができるかは考え続けたいところです。
私自身は特別記憶力に自信があるわけではありません。
それでも未だに学生時代の先生の教えを思い出すことがあります。その先生が一人の生徒であった私のことをどこまで覚えているかは分かりません。教えられた側が記憶に残るというのは覚えておかなければいけないことだと思います。教えるときに行う言葉というのはそのまま自分に跳ね返ってくるものだと感じています。人を育てるにはまず自分自身がしっかりとしていないと教えることはできません。自分という存在をしっかりと整えたうえで何かができるものだと思います。その子に対してもしかしたら心のどこかで一生残るかもしれない経験をさせているという可能性を忘れずにいたいです。
今回の記事のなかでは『困難を踏み越えて人は育つ』(p52)が特に印象に残りました。
できていない子に対してネガティブフィードバックをするのでなく、ひとつは必ず「”できた”のお土産」を持たせられるように意識をしていきたいです。
2024年パリパラリンピックで水泳金メダルに輝いた鈴木孝幸さんは人生の突破法として三つのことを挙げられていました。
それは、「いまからできること」と「代わりにできること」、「自分ができること」に集中をするということでした。少し背伸びをするような感覚を持ちつつ、しっかりと地に足をつけて目の前のことに取り組んでいきたいです。















